アナログ回線(アナログかいせん)は、アナログ信号を伝送する電気通信回線の事である。
ウィキペディア(Wikipedia)より引用
電話回線のうち、元からあったものがアナログ回線です。後に登場したISDNはデジタル回線です。
その名の通り、アナログ回線は、信号のやり取りがアナログデータとなっています。
アナログ回線の種別
アナログ回線はやりとりする信号の違いから、プッシュ回線とダイヤル回線の2種類に分けられます。
この2種類は、通話時が始まった際の音声のやりとりの方法に変わりはないのですが、ダイヤルする時(電話を掛けるとき)の信号のやり取りの方法が変わります。
アナログ回線でのインターネット
アナログ回線でインターネットをする場合、主にダイヤルアップ接続とADSLの2種類に分けられます。
ダイヤルアップ接続は、アナログ回線モデムに接続しアクセスポイントを介してインターネット接続します。速度が最大56kbpsですので、2021年現在だとほぼほぼネットサーフィンすら厳しい状態ですね。動画視聴などはかなり厳しいと思われます。
ADSLは、ADSLモデムに接続しインターネット接続します。音声通話で使用する周波数帯と異なる高周波をデータ通信に割り当てているため、電話とデータ通信も同時に出来ます。速度も格段に早くなりました。
上り(アップロード)速度と下り(ダウンロード)速度が非対称(違いがある)で、下り速度のほうが早いのも大きな特徴となります。