MHN-S

電話交換機NS-8000(新ノードシステム)のうち、加入者収容回線交換ノードにあたるノードの名称。

加入者交換機だとD70形ディジタル交換機、中継交換機だとD60形ディジタル交換機の後継にあたります。

装置構成ですが、『これひとつでMHN-S』というものでなく、複数の装置で構成されています。

  • ASM:電話の接続処理等を行う装置。
  • SBM:ユーザー情報を収容する装置。
  • RSBM:遠隔地のユーザーを収容する装置。

特徴として、これらの装置は同じ電話局のビルに設置する必要がありません。

ASMとSBMは同一のビルに設置されることもあります。

RSBMはSBMからさらに遠隔の地区に対して設置されていて、SBMも建たないような小さい電話局にあったりします。

(NTTの電話局は田舎の方に行くと電話ボックスより少し大きいくらいのプレハブ小屋のものもあったり)

またRSBMはASMと直接つながっておらず、SBMを経由します。

ちなみに中継交換機も加入者交換機と同じくMHN-Sですが、装置詳細についてはなかなか公表しているページはありませんでした・・・。

ユーザーは収容していないのでSBMやRSBMといったものは構成の中にないとは思いますが・・・。

また、D70形ディジタル交換機ではアナログユーザーのみの収容で、ISDNユーザーはD70形ディジタル交換機配下に接続されたISMというモジュールに収容されていました。

しかしMHN-SはアナログもISDNもどちらも収容可能です。

またSBM(RSBM)について、収容ユーザー1つにつき1つのパッケージに割り当てられているため、パッケージが駄目になっても通信影響はその該当パッケージのユーザーのみになります。

D70の時代は1つのパッケージに複数のユーザー情報が載っていたため、パッケージが1つ駄目になると複数のユーザーに影響が出ました。

1990年代後期から、 D70形ディジタル交換機、D60形ディジタル交換機はMHN-Sに置き換えられはじめ、2015年に全ての加入者交換機、中継交換機がMHN-Sに置き換えられました。

●参考資料

ウィキペディア(Wikipedia)

NTT技術資料館スライド

NTT東日本HPスライド

総務省HPスライド

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