この度、サイトにお越しいただきありがとうございます。
このサイトは、電話の仕組みをはじめからというサイト名が示すとおり、電話がつながっている仕組みについて順を追って解説しております。
元々当サイトでは電話がどうしてつながっているのか、みたいな記事を始めとしていますが、そもそも電話とは?みたいな説明がないことに気づいた今日このごろ(2022/03/06)です。
※当初のはじめの記事『どうして電話ってつながってんだ?』
ですので前提部分にあたる記事として、電話とはなにかといったさらに初歩的な部分から説明していこうかと思います。
電話のつながりの部分からを学習したい方は、『どうして電話ってつながってんだ?』から読み進めていただければと思います。
空気の振動で音が伝わる
まず電話以前に、人に話しかけるときにどのように声(音)が伝わるかをおさらいしましょう。
人の声というのは、空気を振動させて人の鼓膜まで伝わります。
距離が遠ければ遠いほど、障害物があったり振動した空気が届きにくかったりで、声が聞こえにくい・聞こえないといったことが起きます。
遠くの相手に音を伝える『電話』とは
では遠くにいる相手に自分の音を伝えるにはどうしたらいいでしょう。
空気の振動を相手に直接届けるのが難しい。ならばその声の音声を別の信号に変換し何かしらの方法で伝送するのです。
そして、変換した信号を相手の耳元で再び音声に変換する。
これで遠くの相手に音声を伝達できます。
これが、電話の仕組みになります。
我々が使っている電話は、音の情報を電話機で電気信号に変換しやり取りをしています。
電話についての最低限の仕組みがわかりました。
でもこれだと、電話が1対1でつながっている糸電話と変わりませんね。
次回は糸電話と実際の電話の違いについて説明していきます。