文書ファクシミリ伝送手順

文書ファクシミリ伝送手順はITU-T勧告T.30で規定されており、グループ3ファクシミリ端末どうしが公衆交換電話網(PSTN)を経由して接続されるとといった文章の始まりで、こちらの内容が試験に頻出されています。

文章だけですと一見なんのことやら状態ですが、端的に言うとFAXの規格がまずグループ1~4に分けられます。グループによって端末特性や仕様などが決められており、問題で聞かれている伝送手順の規格も決まっています。

グループ3の規格のFAX端末の伝送手順の規格はITU-T勧告T.30です。

工事担任者では、これまででグループ3の端末同士でのITU-T勧告T.30の伝送手順でのやり取りについてしか出題されておりません。

FAXの規格については、通線用語の基礎知識さまの記事で簡潔にまとまったものがございます。

ポイント

文書ファクシミリ伝送手順(グループ3の端末同士)についての出題はフェーズA、Eの伝送手順を抑えておくことがポイントになります。

  • フェーズAの呼設定において、一般に、送信側端末は、CNG信号として断続する1,100ヘルツのトーンを受信側端末に向けて送出する。CNG信号を受信した受信側端末は、CED信号として2,100ヘルツのトーンを送信側に向けて送出する。
  • フェーズEの呼設定では、切断を示すDCN信号を送信側から送出し、呼の切断手順に移行する。

解説

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